団地リノベ:「暮らしのハコ301」のできるまで vol.07【珪藻土・左官編】

中原 あずさ

中原 あずさ

横浜→東京→長野→神戸、それぞれの土地で暮らしながら成長し、結婚を機に神戸へ。ものつくりの仕事を活かしながら、自分の暮らしをつくることを家族みんなで愉しんでます。

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こんにちは。
団地リノベのお話し、中原あずさです。
 
今回はタイトルの通り、左官編なのですが、
そう!左官と言ったら、珪藻土と言ったら、小畦さん!
 
我が家も、「北の角部屋だし、結露対策として…」
と、小畦さんに相談しましたら、「塗りましょう!珪藻土塗りましょう!」
 
と言うことで、こちらでは、そのノウハウ的なことは
本家(小畦さん)にお譲りいたしまして、経過「今」をお伝えしましょう。
DIYリノベの講師は、もちろん、小畦さんです。
 
 
 
 
DIYリノベが終了し、ここで暮らし、4年になります。
季節も4回巡ったことになり、おそらくこれ以上、劇的な変化は無いだろう。
と思うので、発言に誇張は無いです。(嘘とか大袈裟とか)
 
まず、珪藻土を、もっと分厚く塗れば良かったかもと思っています。
当時は、おそらく「きれいに塗ろう」にアタマが集中していたのでしょう。
美しくキレイに仕上がっているぶん、調湿効果に差は出ているかも…と感じています。
 
冬の暖房は、ガスストーブ使用。除湿器は無いです。
この部屋はダイニングキッチンということもあり、
熱気と湿気はこもりやすいです。
 
珪藻土の壁に水滴がしたるようなことは無いのですが、
暖かい空気が天井にあたり(溜まり)、その天井の塗装の一部がモケモケっと、
毛羽立つように剥がれている部分があるんです。
 
天井は建物の素地を出したコンクリートの状態に、
断熱材も仕込まず、塗装の前に下地を塗ることもしなかった、
素の荒々しい状態でもあるので、熱気の影響は受けやすいんだろうな…
と思いつつ、これを珪藻土の調湿作用でカバーできたら、ありがたかったなあ。
という理想を抱きながら、生活に支障はないので、暮らしは続けています。
 
今回の作業に限らず、DIYは成功と失敗が隣り合わせで、
我が家も試行錯誤の部分がたくさんあります。
 
だから、面白いし、
家や暮らしへの愛着も深まるのではないのかな。
と実感しています。
 
詳細は、こちらのサイトからどうぞ
「団地から。プロジェクトin高倉台」
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