築80年の古民家をゲストハウスにリノベーション 南あわじ市阿万 のびのび日和

小畦 雅史

小畦 雅史

施主に寄り添うスタイルでお仕事をしている建築家です。既存の建物のリノベーションなどの再活用を得意としています。 自分たちでつくるDIYの手法を組み入れ、家づくりを住み手に近づけようとする試みも進めています。

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南あわじ市阿万海岸のほど近く。
築80年の古民家をリノベーションしてできたゲストハウスです。

「のびのび日和」ホームページはコチラ

もともとは南あわじ市灘地区の後継者のいないみかん農家さんのお手伝いから始まった地域活性プロジェクト。
外からももっとたくさんの人たちに地域の魅力を知ってもらい、楽しんでもらって出入りする人が増えてくれば、いつか跡を継げる人も出てくるかもしれないという思いでつくられた、地域にダイブするための拠点です。

もともとはご高齢のおばあちゃんが一人暮らしされていて、施設に入られたのをきっかけに10年ほど空き家になり、南あわじ市の空き家バンク成約第一号物件になりました。

現在は1棟貸しのゲストハウスとして使用されていますが、毎月第一日曜日は「あまなだガーデン」と銘打ってお庭でマルシェが開かれています。

関わる人たちでDIYでつくったゲストハウス。
大工工事・設備工事は業者に発注し、できるところは大工さんや職人さんたちにご指導いただきながらDIYワークショップ形式で勧めました。
業者工事に1か月、DIYによる作業でこつこつと述べ3か月かけてカフェ・宿の許可がおりるところまでこぎつけました。

完成後も地域の面白いスポットを集めた地図づくりやBBQ釜づくりなど楽しめるモノをみんなで加えながらどんどん進化し、内外問わず人が集う場として成長しつつあります。

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