ハウスメーカーの木造3階建てでもマドリ変更リノベできるんです 御影T邸

小畦 雅史

小畦 雅史

施主に寄り添うスタイルでお仕事をしている建築家です。既存の建物のリノベーションなどの再活用を得意としています。 自分たちでつくるDIYの手法を組み入れ、家づくりを住み手に近づけようとする試みも進めています。

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木造3階建てって法的にも構造的にもとても特殊なんです。
複雑な構造計算が必要だし、建築確認申請の手続きも複雑。

なので、各社ハウスメーカーは3階建て木造についての大まかな型の認定を国土交通省から受けて手続きを簡略化しています。
通称「型式適合認定」です。

一般的には、この認定を受けている建物は壁を抜くなどの解体を伴う間取りの変更はできない、と言われているのですが、この時は生活の必要上、壁を解体して少し間取りを変更したいという強い要望がありました。

キッチンとリビングダイニングを隔てる壁。
20代の若い夫婦が住むためのリノベなので、子供がこれから生まれることは目に見えていて、キッチンはどうしてもオープン形式にしておきたい。

構造上この壁は非常に意味が大きいように見えましたので、無理かもしれないなと感じていました。
が、あきらめきれず、建設を請け負ったハウスメーカーに問い合わせてみたんです。
「この壁、どうしても抜きたいんですが無理でしょうか」と。

答えが出るまで少し時間かかりましたが、結果的には「OK」でした。

一般論ってなんなんでしょうね?笑

ダメもとで聞いてみる、ってだけで解決することもあります。
あきらめずにどうしてもしたいことは食い下がってみてくださいね。
検討の結果ダメだとしても、また次の手を考えればいいんですから。

あと、強くご要望があったのは「防音室」
某楽器メーカーの既製品だと200万円近くかかってしまいますが、DAIKENの防音資材を組み合わせることでリーズナブルで、少し劣る程度の防音性能を持つ防音室を作成しました。
今のところご近所さんからの苦情もなく使用できているようです。

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