住み続けるために、より快適にするリノベーション 垂水M邸

小畦 雅史

小畦 雅史

施主に寄り添うスタイルでお仕事をしている建築家です。既存の建物のリノベーションなどの再活用を得意としています。 自分たちでつくるDIYの手法を組み入れ、家づくりを住み手に近づけようとする試みも進めています。

このライターの記事一覧

築30年の2×4戸建て住宅のリノベーション。
依頼主は60代のご夫婦。
30年間住み続けてきましたが、終の棲家なので最後のリノベーションとして、不便なところや気に入らないところはこの際全部改善しちゃいましょうということでご依頼いただきました。

生活する中で出てくる、きめ細やかな改善点。
どの内容も、話を聞けば聞くほどうなづけます。

ちょっとした建築的な工夫を工事で実現すれば、大きな効果が生まれます。
手すり壁は壁じゃなくすだけで風通しも、明るさも大きく変わりますし、ダイニングテーブルの椅子は固定式のタタミ椅子家具とすることで収納としても使用でき、お鍋やカセットコンロ、装飾品のツボなど、いつも出しておく必要のないものはしまっておくことができます。

修繕の意味合いが強い機能回復のリフォームとは違い、新たな価値を付加して、以前よりも居心地よく使い勝手よく、愛着あるおうちに住み続けられるリノベーション。
おススメです。

top

実績カテゴリー

読み物カテゴリー