「ふつう」ってすごくおもしろいんです。

小畦 雅史

小畦 雅史

施主に寄り添うスタイルでお仕事をしている建築家です。既存の建物のリノベーションなどの再活用を得意としています。 自分たちでつくるDIYの手法を組み入れ、家づくりを住み手に近づけようとする試みも進めています。

このライターの記事一覧

僕はごく「ふつう」のサラリーマン家庭に生まれました。

ごく「ふつう」の山奥のニュータウンで高校まですごし、ごく「ふつう」にちょっと寄り道をしながら大学院を卒業して、現在に至ります。

いきなり何言い出すんだって感じだと思いますが、何がいいたいかというと、最近特に感じるんですが、ごく「ふつう」の人の、ごく「ふつう」の暮らしというか生きてきた道が、「ふつう」じゃなくおもしろいってことです。

「ふつう」ってなんだって話ですが。笑

要は自分の両親のことです。

ぼくの親父やオカンが暮らしてきた暮らしが、とても魅力的に感じるんです。
はたから見てたら見えてる部分はとりとめないんですけどね。
ただの酒好きのおっさんとおしゃべりなおばちゃんです。

そういう普通の人の、暮らしの部分部分にスポット当ててみると、なぜかめっちゃおもしろく見えてくるんです。

日々お仕事してると、そういうのが垣間見えてくるので、ちっちゃなオシゴトでも、
その人とお話してた時間もDIYも全部含めてアルバムつくって、めっちゃおもしろくないですか?って人に伝えたくなるんです。

あなたの暮らし、めっちゃおもしろいよって。

お客さんになってくださる方たちにも、自分で自分のことをそう感じてもらえたら、もっと暮らしを楽しめるように、壁紙張り替えちゃう?とか、間取りちょっと変えちゃう?とか、ちょっと旅行いくみたいに、気軽にできるんじゃないかなって思うんです。

暮らしのクローズアップの仕方と切り取り方をちょっと変えてみようという試み。

それがアルバムつくってみよっかなと思った最初の理由です。

そんな楽しさを分かりやすくするために、リノベを旅にたとえてみようと。

撮った写真を「リノベとりっぷ」と名付けて旅行アルバムみたいに編集してお客さんにお渡ししてます。

いままでつくったアルバムはコチラです。
ご興味あったらみてみてくださいねー。

top

実績カテゴリー

読み物カテゴリー